不妊の原因として、年齢や生活習慣による精子の機能低下がありますが、最近では精子の数の減少や機能の低下は若い世代の男性にも起こるようです。
精子の機能の障害は不妊の原因となり、無精子症などの場合はもちろん、精子の運動能力の低下や精子自体の形状の異常がみられれば、妊娠する確率は低くなります。
精子の形はおたまじゃくしに似ていますが、頭の部分には男性側の遺伝情報が組み込まれており、尻尾は射精された後に膣から子宮へ精子が移動する為に必要です。
精液は膣内で射精されますが、膣内は常に酸性に保たれているので、大部分の精子はそこで死んでしまい、そこを抜け出して卵子のところまで到達できるのは200個程度と言われています。
精子にも役割があり卵子と受精するためのグループや、免疫機能と戦うグループなどに分かれています。
当然ですが精子の数が多ければ受精する確率は高くなり、少なければ妊娠は困難になります。
精子が大量に精液中に含まれているのは、過酷な旅を通過して卵子へ到達するものを多くすることで、妊娠の確率を上げようとする生命のメカニズムなのです。
精子の量の減少や運動能力の低下は、妊娠を望むカップルにとっては問題と言えるのです。